一定期間更新がないため広告を表示しています

  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

こんにちは。小番頭はっとりです。

京都では、四条通りを中心にして特に鴨川の西あたり。南北の通りである木屋町、河原町から新京極、寺町までというと、商店や飲食店が軒を連らねる市内でももっともにぎやかな場所ですが、このエリアのもう一つの特徴はとにかくお寺が多いということです。

もちろん京都は、基本的に何処に行っても神社仏閣が多いわけですが、とりわけ安土桃山時代、豊臣秀吉の京都大改造計画によって、洛中に散在していた中小の寺院はこの地に集められました。税の徴収の効率化と京都の防衛のためと言われています。

さて、御託はこの辺にいたしまして、今回の投稿は極めてプライベート色が強くなりそうなので、特に小番頭マニアでもない方は適当に流してもらって結構です。

(そんなマニアはいませんけどね)





私はいたって普通のサラリーマン家庭で育ち、宗教とは特に関係もないのですが、出身が京都の仏教系大学ですので、やはり友人にはお寺さんが多いんです。特にこの界隈。繁華街という環境がそうさせるのか、変な?(個性的な)お坊さんが多いんです。

以前紹介しました豊臣秀次の菩提寺、瑞泉寺の中川さんもイラストレーターとして活躍中ですが、中でも新京極の中心にある誓願寺職員の小島さんは、伝説のお寺プロデューサーと言われている人物。何が伝説かよく分かりませんが、詳しくはこちらを参照いただきまして、実はこの人、大学の部活の先輩です。私、今では恥ずかし過ぎて公言してませんが、当時学生劇団に所属し、卒業後もこの人に誘われて仕事の傍ら20代の終わりまで中心メンバーとして演劇活動をしておりました。

京都を中心に各地のホール、お寺の本堂や境内、廃校になった小学校、繁華街の路上などを舞台に、そのときその場所でしか成立しないオリジナルの芝居を上演。平安遷都1200年イベント『芸術祭典・京』にも参加するなど、わりと本格的に活動してましたが、今冷静に考えると恥ずかしいことの連続。あの頃の自分はどうかしてたとしか言えません。おそらく、口下手で人見知りが激しい性格の反動として、あんな世界?にハマってしまったのでしょう。





写真はにぎやかな新京極六角広場に面した誓願寺。





意外と知られていませんが、中には立派な大仏さんがいらっしゃいます。





落語発祥の寺とも言われています。

私も何度かこの本堂で舞台をさせてもらいました。落語ではありませんが。





さて、前置きにしても長くなりましたが、先日そんな先輩からメールが来て『晋山式』なるものを手伝ってほしいと頼まれました。お寺の跡継ぎ式みたいなものらしいです。勤め先のお寺から、実家のお寺に戻って跡を継ぐらしいのですが、実はそれも目と鼻の先で、新京極の裏通りに実家があります。今では隣にラウンドワンができてます。

彼ももうすっかり落ち着いたんだなあと、気楽な感じで打ち合わせに出かけました。実はここの奥さんも私の先輩で元看板女優さんです。劇団解散から早15年。「昔はよくここの本堂で練習したよなあ」なんて、懐かしく訪ねてみると、家族の人はいないし、何やらわけのわからいない人たちが大勢・・・。えっ、手伝いって檀家さんの受付とかじゃないの?





得体のしれない男女数十人の集まり。親族でも檀家さんでも無さそうだし。

でも何となくこの空気が懐かしい気もしないではない。・・・嫌な予感がする。



で、本番当日を迎えた。







前々夜のリハーサルの際の近所からの苦情通報が効いているのか、

朝からやたらと、これ見よがしにパトロールされる警察の方々。







先ずは誓願寺の門前で祈祷。元々人が多いので、すでに大変なにぎわい。





ここから行列(お練り)がスタートとなります。





日本舞踊の皆様や笛のお師匠さん、お稚児さん、落語家さんなど

華やかな面々をしたがえ、お坊さんの行列は新京極を南下して行きます。







新京極のアーケードは、案の定とんでもない人だかりです。







私の役目はこれ、ピンマイクを付けてもらった篠笛奏者の桂あさ吉さんに

付かず離れず付いていき、笛の音をアンプ付きスピーカーで拡声します。













蛸薬師通りを折れたあたりから、様々な妖怪が姿をあらわします。







舞踏家デカルコ・マリィさん出現。







行列の行く手を阻む魑魅魍魎(ちみもうりょう)たち。







その中を突き進むお坊さんの行列。







そして私。















もうなんのこっちゃわかりません。







舞踏家やダンサーたちと、日本舞踊の対決。







美しい笛の音色と大音響のロックバンドやDJの対決など、

文化を超えた異種格闘技戦が見られます。









ゴールとなる裏寺町宝蔵寺門前は大変な盛況ぶり。







なんか、こっちも揃ってるし。







そして私。











魑魅魍魎は、寺の境内にまで押し寄せますが、







本堂から漏れる仏様の威光で、あえなく退散。







一変、厳かに式が始まります。







本堂へアンプを運び入れて、一仕事が終わり。





この日はそのあと京都ホテルオークラでも一仕事。

なんだかよく分かりませんでしたが、とにかく落語家、篠笛、日本舞踊、舞踏家、ダンサー、DJ、ロックバンド、アフリカの民族太鼓etc、総勢4、50人くらいでしょうか。各界のパフォーマーが変な感じで集結し、近所のお寺さんの協力と演出のもと、式を盛り上げたということです。が、最終的な総括としては「檀家さんたちに怒られなくて良かった」でした。

同じくお手伝いでビデオ係だった瑞泉寺の中川さんは、私に「まちなかの寺がみんなこうやと思わんといて。うちは地味にやるから。」と、強く語っておられました。


 

  • -
  • 17:17
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment





   

PR

Profile

Link

Archive

Calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

Recommend

Mobile

qrcode

Selected Entry

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM