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さて今年のNHK大河ドラマ 『龍馬伝』も放送は現在第三部に入っております。舞台を長崎に変え、いよいよこれから亀山社中の結成、薩長同盟締結と展開していくわけですね。と言いましても私、NHKの回し者ではありません。当店近江社中の「社中」が、この龍馬にあやかって名づけたもので(注/click)、ついつい毎週見てしまっているというわけです。



もっとも、当店が開店したのは2年余り前なので、その際2010年大河のテーマが「坂本龍馬」だとは全然知りませんでしたし、何より龍馬フリークは弊社代表であって、私が店名を付けたわけでもございませんので、恥ずかしながら幕末や龍馬についても今まで殆ど知識が無かったのでございます。だいたいが日本史の授業でも、こと幕末や近代になると、もう年度末にさしかかるとあって思いきり端折られてうやむやに終わるというのが通例でしたし、私の中の「坂本龍馬」像といえば、子供の頃見た『金八先生』のドラマの中で武田鉄矢が下宿部屋にポスター貼っとったなあ、程度の記憶です。人物のイメージとしては、舶来モノを見につけ、女をハベらし、ピストルをちらつかせながら新撰組を煙にまいているみたいな(…『蒲田行進曲』の原田大二郎やん)。



それが今年になって、世間があんまり「龍馬」「龍馬」とうるさく言うものだから、私もすっかり感化されてしまったというわけです。実際のドラマの内容については、賛否両論あるようですが、史実がどうの人物設定がどうのというようなことは‥(まあ、あくまで私的にはですが)正直ぃ…どう〜でもいいような気がしますぅ。誰も本人密着取材してるわけでもなし、今回オリジナルドラマというこのなので原作に対してどうということもないでしょうしね。ただ、歴史及び大河ファンとは全然かけ離れたど素人な目線で言わせて貰いますと「思ったよりもちゃんと史実に乗っ取って描かれてるんじゃん。」でした。だってもうビックリするしかないでしょう。今さらながら、事実を知るにつけ「あの時代にほんとにこんな生き方をした人物がいたなんて!」です。





現代よりもずっと保守的な世の中で、風雲急をつげる時代に、短期間にそれこそ日本中を飛び回り、剣の達人でありながら、既成概念に捉われず、何度も脱藩しながら、各地の要人と対等に渡り合い、己の名誉に固執することもなく、ただ日本の明日の為に社会を変える大仕事を文字通り命をかけて全うする。しかも行く先々で地元の女性とロマンスを重ねながら。…こんなドラマチックな生き方ありますか。ほんま男の浪漫ですわ。全部フィクションと言われても、「やっぱそうですよね、そりゃそうだ」と納得してしまいそうなのに、あらかたこれらは事実だというのですから、もうビックリというわけです。そりゃみんな憧れるはずですわ。好きだからこそああだこうだ言いたくなるのかも知れませんね。ずばり歴史上1、2を争うスーパースターでしょう。そう考えれば毎年抱かれたい男1、2を争う福山雅治でキャスティングも正解じゃないでしょうか。ミュージシャンとしても俳優としても、圧倒的な実績があるわけでもないに関わらず、20年近くに渡って一級の人気を保ち続けているというだけでその資格は十分です。演技力うんぬんでは太刀打ちできない龍馬に通じるスター性こそが重要です。

結局視聴率も好調のようですし、肝心なのはこういう人物がフィーチャーされることで、私のようないい歳をこいた歴史音痴をはじめ、若い世代や子供達が注目をし、関連書物を読み、この時代や人物達に思いを馳せるとともに、己の人生に大なり小なり何らかの影響を与えられていくということが大切なのであって、ドラマの演出にとやかく言うよりは、どこぞのボンボン政治家がただ単に話題になってなってるからと「俺が龍馬になる」なんぞ軽々しくほざくことにこそ腹を立てるべきでしょう。…とまあ、私は個人的に思います。





ところで、このブログの熱心な読者の中には、私があんまり単独行動が多いからと、夫婦仲について心配されている方がいらっしゃいましたが、一応弁明として夫婦間の会話はあります。しかもこの半年余りウチでは『龍馬伝』の影響で…そう、お察しの通り、すっかり「土佐弁」が飛び交っております。(嫁)「ゴミ出しまだ終わっちょらんがやかあ?」…(私)「これからしよう思うちょったきに〜。堪忍してつかーさい。」…(嫁)「許さんぜよ!」てな具合です。ね、夫婦仲心配ないでしょうたらーっ


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