そうです、ついについに名古屋ボストン美術館にアレが来ました!
曾我蕭白(そがしょうはく)の超国宝級障壁画「雲龍図」です。
皆さまはお待ちかね?でしたでしょうか??
私はスゴーク待ってましたョ〜の大番頭ヤマグチです(^o^)丿
"東洋美術の殿堂"と称されるアメリカのボストン美術館には、10万点を超える
日本美術が収蔵され、世界有数の規模と質を誇っています。
今回の特別展は、その中から厳選された仏画に絵巻、中世水墨画から
近世絵画まで、66点を前後期にわけて見学することができます。
修復を終えて世界初公開となる蕭白の最高傑作『雲龍図』をはじめ、
長谷川等伯、尾形光琳、伊藤若冲などの手による、
かつて海を渡った"まぼろしの国宝"、日本美術の至宝が一堂に里帰りします。
中部地区にお住まいの皆さまー、要チェックですよ!
※今回の特別展は巡業開催されています(東京→名古屋→九州→大坂)
今回のテーマはこちら!
日本三大蔵の町「川越」に行ってみた
川越は江戸へ向けての軍事や物資の要所で「大手の小田原・搦手の川越」と言われていました。
この川越市は福島県喜多方市、岡山県倉敷市とともに「日本三大蔵の町」に数えらています。町の3分の1を焼失した1893年(明治26年)の川越大火で焼け残ったのが江戸期の蔵造り建築でした。
その後、各商家がならい、かつては200棟を超える蔵造りの町屋が建ち並び川越商人の財力を示しました。高価な黒漆喰をふんだんに用いているのが川越の見世蔵の大きな特徴です。
現在は資料館、ギャラリー、カフェなどに利用されています。川越藩士の橋本雅邦のコレクション「山崎美術館」、「服部民俗資料館」、川越藩御用絵師の舩津蘭山「蘭山記念美術館」などがあります。
1792年(寛政4年)に豪商の西村半右衛門によって建てられた「大沢家住宅」
は現存する関東地方最古の蔵造りです(重要文化財)「陶舗やまわ」は蔵と店を繋ぐトロッコがありNHK連続テレビ小説「つばさ」の舞台にもなりました。
「時の鐘」は川越の蔵造りの街並みを代表する観光名所です。
地元では鐘撞堂(かねつきどう)と呼ばれています。古くは鐘撞き守が決まった時間に時を知らせていましたが、現在では機械式で1日4回の時を知らせています。
今から約400年前の寛永年間に当時の川越藩藩主、酒井忠勝によって建設され火災によりたびたび鐘楼が焼失してますが、現在の4代目は1893年(明治26年)に起きた川越大火の翌年に再建されたものです。再建に際しては、川越商業銀行を創設した竹谷兼吉ら川越商人が寄付を集め、渋沢栄一の資金援助・明治天皇からの下勅金など、県外の実業家からの献金があったそうです。
【埼玉りそな銀行】
背面の洋館は大正7年に建築された旧八十五銀行本店本館。八十五銀行の前身は1878年(明治11年)に川越に設立された第八十五国立銀行で 1898年(明治31年)に普通銀行となり八十五銀行と改称しました。
その後1943年(昭和18年)7月に埼玉県内の3行(武州銀行、忍商業銀行、飯能銀行)と合併して埼玉銀行となり、1991年(平成3年)4月に協和銀行と合併して協和埼玉銀行となりました。そして称号変更を経て現在の「埼玉りそな銀行」にに至っています。
とても重厚な蔵の町並みです。
今まで見た中で一番の壁厚で屋根厚でした。
大切な家族を、店を、商材を火災から守る、当時の耐火構造ですね。
今日はこの辺で・・・
(えっ?あっさり過ぎますか?笑)
by.大番頭(^^♪