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大番頭ヤマグチですヽ(^o^)丿



ついに、ついにです!



大徳寺塔頭 聚光院が1月10日より期間限定で一般公開されます。



テーマは「茶聖と天才絵師 美の競演」



見どころは!



千利休が好んだ茶室と名勝庭園、狩野永徳の描いた国宝障壁画です。



非公開寺院のため、次回はいつ見られるか分かりません。。。



京都に行かれる予定がある皆さま、この機会をお見逃しなく(^^)/





今日のテーマはコチラ♪





禅の美を極めた石庭

京都「龍安寺」に行ってみた




龍安寺 鏡容池



寒くなると、近くのお寺ネタが多くなっているような気がします。



4〜10月がお城、11月〜3月がお寺、そして悪天候の日は美術館・博物館。



単純な行動ですねー笑



龍安寺 龍安寺垣



龍安寺は京都を代表するお寺の一つでもあり、エリザベス女王が見学された



ことにより、石庭が世界に広まったきっかけになったお寺でもあります。



龍安寺 庫裡



その石庭は、方丈南側に広がる枯山水庭園のことです。



庭の三方向は土塀で囲まれ、長方形の庭には白砂が敷き詰められています。



龍安寺 石庭



そして、向かって左から15個の石を5・2・3・2・3の不等編に置き、



どの位置から見ても全ての石を見ることはできない、美しく絶妙な配置です。



龍安寺



そのことが話題になり、拝観者がウロウロと色々な方向から石庭鑑賞を



する姿が見られます。笑



白砂は大河を、15個の石は虎が我が子を連れて龍に向かっているさまを



表している、との言われから「虎の子渡し」とも呼ばれています。



龍安寺 土塀



驚くべきは土塀でしょうか。



モノトーンの空間を囲むアースカラーの1.8Mの土塀は、土に菜種油を混ぜて



練り合わせていますので油土塀と呼ばれています。アースカラーの壁が白砂



からの照り返し防ぎ、油の効果で耐久性の向上をはかる。



一石二鳥を超えた工夫が施されているんです!(お見事)



龍安寺 パースペクティブ



そして高度な設計と演出効果。



一見水平に見える石庭ですが、東西の角に向かって低くなっています。これは



雨水や湿気を考慮し、排水まで考えて設計されています。



また、西側の土塀は、手前から奥に向かって低くなっています。



視覚的に奥行を感じさせるため、錯覚を利用した演出が施されています。



この時代に、庭にパースペクティブを利用するなんて憎いですね!笑







龍安寺 蹲踞 つくばい



このつくばいは、水戸の徳川光圀が龍安寺に寄進した物です。



中央の穴を「口」に見立て「吾唯足知」(ワレタダタルコヲシル)と読みます。



「知足のことは貧しといえども富あり、不知足のことは富めりといえども貧し」



龍安寺



知足のことを図案化した、仏教の神髄と茶道の精神にも通じる言葉だそうです。



ホントに良くできた蹲踞です。





今日のところはこの辺で・・・





by.大番頭<(_ _)>


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