暖かい日ですね〜寒の緩みなのでしょうか?
大番頭ヤマグチですヽ(^o^)丿
先週、
前々回のブログで予告しました大徳寺塔頭 聚光院に行って来ました。
<国宝>四季花鳥図
聚光院ってナニ?って思われる方がほとんどだと思います。
特筆すべきポイントは!
1.千利休の墓、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の菩提所
2.重文指定の2つの茶室「閑隠席」と「桝床席」
3.名勝指定の枯山水庭園「百積の庭」
4.国宝指定の46面の襖絵
<国宝>琴棋書画図
<国宝>四季花鳥図
このお寺をご存知の方は、かなりのプロまたはヲタではないでしょうか。笑
以前よりいつか行ってみたいと思っていたのですが
上記の理由で別格扱いのため通常は非公開なんですよー(-"-)
今回の目的は、狩野永徳が描いた国宝障壁画の鑑賞です。
狩野永徳の代表作といえば下記の5つになるのですが
「知らん」なんて言わないでくださいね。笑
・
<国宝指定> 檜図屏風(東京国立博物館)
・<国宝指定> 洛中洛外図屏風(上杉博物館)
・<国宝指定> 四季花鳥図襖(大徳寺 聚光院)
・<国宝指定> 琴棋書画図襖(大徳寺 聚光院)
・<ランク外> 唐獅子図屏風(宮内庁三の丸尚蔵館)
ほとんどの皆さんが目にしたことあるんですから♪
学校で安土桃山文化を学んだ頃です。
思い出しました?
教科書に載ってましたよね。
聚光院は永徳の国宝級作品5つのうち、2つ所蔵している稀なお寺です。
その2つ「四季花鳥図」「琴棋書画図」は永徳の傑作と言われています。
※唐獅子図屏風がランク外なのは過去ブログをチェック
7年振りに公開された聚光院。
障壁画は永徳と父 松栄の作品なのですが46面全てに国宝指定を受けて
います。1979年、ルーブル美術館のモナリザ(レオナルドダヴィンチ)
が来日した際、日本からの答礼として聚光院障壁画がフランスへ渡り公開
されました。日本を代表する作品で間違いありません。
現在、オリジナルは京都国立博物館に寄託されていますので、複製品展示
になります。複製品と言っても中途半端な複製ではないので問題なしです。
雰囲気、趣など充分に感じ取れます。
京都に訪れる機会がある方は是非大徳寺へお立ち寄りください。
今日はこの辺で♪
by.大番頭(^^)/