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こんにちは。

小番頭はっとりです。



今年最後の投稿ですが、

相変わらずお気楽な内容で失礼します。







前回の「紫野ぶらぶら」のつづきです。



今宮神社を過ぎて南東方向。

すぐ目に飛び込んでくるのが広大な大徳寺の境内です。



学生時代、普段何気なく通り過ぎていた仏殿の群が、名刹 大徳寺でした(汗)。





【法堂(重要文化財)】



大徳寺は、当店の大番頭さんがこのブログでも何度か紹介しておりますが、

境内には仏殿や法堂(はっとう)をはじめとする中心伽藍のほか、

20か寺を超える塔頭が立ち並び、京都でも有数の規模を有する禅宗寺院です。





【三門(重要文化財)】



また、このお寺にまつわる歴史上の人物やイベントごと?もかなり多く、

たとえば、アニメでもお馴染み一休さんを輩出し、

秀吉が信長のお葬式をやり、長谷川等伯が装飾画を描いて出世し、

秀吉が千利休に切腹を命じるきっかけとなったお寺。

細川忠興とガラシャの墓もあったりします。

私にはとても語りつくせません。境内を通り抜けるだけにいたしましょう。

(結局、今も昔も通り抜けるだけか〜い!!)









さて、大徳寺から南へ。

北大路通りを横断すると、少し右手に小じんまりした森が。

懐かしの船岡山公園です。









演劇部にいた私は、よくここで野外練習をしておりました。

サーキットトレーニングや、発声練習はもちろん、

芝居の稽古にはうってつけのコンクリでできたステージや客席もあるんですよ。







大文字送り火の際の鑑賞スポットとしても知られる小山ですが、

ここも歴史上、大変重要な史跡だったということを、

ここ最近知りました(またしても;;)。







何といっても凄いのが平安京の中軸線であった朱雀大路の真北に位置しているところから、

造都に際して船岡山は南北軸の測量基準点となったとされています。







保元元年(1156年)に行われた保元の乱の後、

敗北した源為義とその子供たちがここで処刑されています。

NHK大河ドラマ「平清盛」で見ましたよ。

こんな血塗られた地で、お気楽に練習していたとは(汗)。





応仁元年(1467年)、応仁の乱の際に西軍を率いる

備前国守護の山名教之や丹後国守護の一色義直らが船岡山に

船岡山城を建築して立て籠もりました。

西軍の陣地となった船岡山を含む一帯はそれ以来「西陣」の名で

呼ばれるようになったそうです。





さて、船岡山の東南一帯に境内があるのが建勲神社です。







通称(けんくんじんじゃ)と呼ばれ、

市バスの停留所も(けんくんじんじゃまえ)となっていますが、

正式には(たけいさおじんじゃ)と読むそうです。







建勲神社は、明治天皇が織田信長公のお働きに対して

「建勲」の神号を与えられ、この神社を別格官弊社としてお祀りされています。

建勲神社が鎮座する地区は、豊臣秀吉の頃より織田信長公の霊地として

守られてきた経緯があり、明治時代になりその霊地に建勲神社が建てられたそうです。







相変わらず狛犬が気になります。

台座に織田木瓜紋。







徳川の時代が終わったことで、あらためて信長の功績が見直されたのかも知れませんね。













建勲神社をあとにして、船岡山の南側の方へ出てみました。

そう、この辺りから南は西陣というエリアです。

昔、先輩の下宿に泊まった時は、

朝から西陣織の機織り機の音で目が覚めました。今はどうなんでしょうかね?









で、そこからすぐに行きつくのが懐かしの銭湯。船岡温泉です。







見てください、この仰々しい看板。

実は温泉ではなくてあくまで銭湯なんです。

でも、由緒ある銭湯です。ね、レトロな感じでしょう。



私たちの青春時代は、所謂「神田川」の世代よりは少し若いので、

3畳一間ではなく、6畳一間ではありましたが、

電話、トイレ、台所が共同だったり、

ギリギリこの風情が分かる世代ではないでしょうか。







先輩に、脚本を書き上げるまで軟禁され、

1週間くらい風呂に入らせてもらえず、

体中が異常に臭い状態で、やっと入れた時には、もう極楽でしたね。(酷い思い出‐‐;)

今も、寒い季節など、やっぱり銭湯最高ですね!!







ではでは、



今年も一年、近江社中をご愛顧いただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えくださいませ。





関連サイトご紹介 大徳寺 建勲神社 船岡温泉





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